アラフォー女性のための「オンラインお見合い」完全ガイド|準備・招待文・当日台本まで徹底解説

「オンラインお見合いって、何から準備すればいいの?」
「機械が苦手だから、失礼があったらどうしよう…」
「画面越しだと、うまく話せる自信がない…」

対面よりも手軽なはずのオンラインお見合い。でも、いざ自分がやるとなると、機材の準備から当日の会話まで、次から次へと不安が押し寄せてきますよね。特に、婚活に慎重な気持ちがあるときほど、その不安は大きくなりがちです。

でも、ご安心ください。この記事を最後まで読めば、その不安は自信に変わります。

必要な機材の準備から、コピペで使える招待文テンプレート、沈黙が怖くなくなる会話台本、そして万が一のトラブル対応まで、あなたがオンラインお見合いで最高のスタートを切るための全てを、順を追って丁寧に解説します。

婚活コーチ 坂崎孝明のワンポイントアドバイス
marriage excellent株式会社 婚活コーチ
IBJ(日本結婚相談所連盟)正規加盟店カウンセラー

私がオンラインでの面談に同席して感じるのは、オンラインは「対面の練習」ではなく、「自分らしさを安心して表現できる、素晴らしい出会いの場」だということです。自宅という“ホーム”でリラックスして臨めるのは、大きなアドバンテージ。その利点を最大限に活かす方法を、具体的にお伝えしますね。

さあ、一緒に準備を始めましょう。


この記事で手順の不安を解消しつつ、婚活そのものへの心の準備も進めたい方は、こちらの特別ガイドもご覧ください。

まず知っておきたい:オンラインお見合いの3つのメリット

オンラインお見合いの3つのメリット

不安を感じる前に、まずはオンラインお見合いが、実は36歳からの女性にとってどれほど心強い味方であるかを知っておきましょう。

  1. 時間と費用の負担が“圧倒的に”軽い
    言うまでもなく、移動時間やお茶代がかかりません。仕事で忙しい中でも、効率的に多くの出会いの機会を持つことができます。「この日のために一日空けなきゃ…」というプレッシャーから解放されるだけでも、心はぐっと軽くなります。
  2. 自宅という「安全地帯」から始められる
    知らない場所で初対面の人と会う緊張感は、想像以上にかかるもの。オンラインなら、あなたが最もリラックスできる自宅から参加できます。これは「心の安全地帯」を確保する上で非常に大きなメリットです。
  3. 「合わないな」と思ったら、穏便に終われる
    万が一、お話してみて「この人とは違うかも」と感じた場合でも、1時間程度でスマートに終了できます。対面のように「帰りの駅まで気まずい…」ということもありません。出会いの主導権を自分が握っている感覚は、安心して婚活を進めるための大切なお守りになります。

これだけやればOK!オンラインお見合いの事前準備リスト

オンラインお見合いの事前準備

高価な機材は一切不要です。大切なのは、相手への「思いやり」が伝わる環境づくり。以下の7ステップで準備は完璧です。

1. 端末を選ぶ(PCがベスト、スマホも可)

  • PC(推奨):画面が大きく相手の表情がよく見え、安定した場所に固定できるため最もおすすめです。
  • スマホ/タブレット:手軽ですが、手で持つと画面が揺れて相手を酔わせてしまいます。必ずスマホスタンド(100円ショップのもので十分です)で固定しましょう。

2. アプリをインストールする

相談所から指定されたアプリ(ZoomやGoogle Meetなど)を、事前にインストールし、アカウント登録を済ませておきましょう。当日になって慌てないよう、一度起動して画面を確認しておくと安心です。

3. アカウント名とアイコンを確認する

アプリのアカウント名がニックネームや機種名のままになっていませんか?必ずフルネーム(漢字)に設定し直しましょう。プロフィール写真も、ふざけた画像ではなく、あなたの顔がわかる写真か、もしくは無地の画像に設定しておくと、誠実な印象を与えます。

4. 照明:「顔が明るく見える」が最優先

顔に影ができていると、疲れた印象や暗い印象を与えてしまいます。部屋の照明+デスクライトで顔を照らすか、日中の明るい窓に向かって座るのがベストです。いわゆる「女優ライト」のようなリングライトがあれば理想ですが、なければ白い紙やハンカチを膝の上に置くだけでも、光が反射して顔色を明るく見せるレフ板効果があります。

5. 背景:生活感はオフに

背景に洗濯物や散らかった部屋が映るのは絶対にNG。最も簡単なのは、背景を無地の壁にすることです。本棚なども素敵ですが、タイトルが見えるとプライベートな情報が伝わりすぎる可能性も。バーチャル背景は、設定がうまくいかないと顔まで消えてしまうことがあるため、不安な方は避けるのが無難です。

6. カメラ位置:目線を合わせる

カメラが自分の目線より下にあると、相手を見下しているような偉そうな印象になってしまいます。カメラのレンズが、ちょうど自分の目の高さに来るように、PCの下に本などを置いて調整しましょう。話すときは画面の相手ではなく、カメラのレンズを見ると、自然と目が合っているように見えます。

7. 音声:イヤホンマイクでクリアに

PCやスマホの内蔵マイクでも会話は可能ですが、生活音を拾ってしまったり、音声が途切れたりすることがあります。マイク付きのイヤホンを使用すると、あなたの声がクリアに相手に届き、相手の声も聞き取りやすくなるため、会話がスムーズに進みます。

【コピペOK】招待URLの作成と招待文テンプレート

Creating-an-invitaion-URL

お見合いのURLは、お二人で話し合って決めた側(基本的には男性側にお願いすることが多いですが)が発行し、メッセージで送ります。ここでは、ご自身で送る場合の丁寧な文面をご紹介します。

坂崎孝明のワンポイントアドバイス
招待文は、ただURLを送るだけでなく、「あなたとの時間を楽しみにしています」という気持ちを伝える大切なコミュニケーションです。丁寧な一言があるだけで、お相手の緊張もほぐれ、当日の会話がぐっとスムーズになりますよ。

招待文テンプレート

件名:【〇〇(フルネーム)】〇月〇日(〇)オンラインお見合いの件

〇〇様

お世話になっております。
〇〇(自分のフルネーム)です。

〇月〇日(〇)〇時より、よろしくお願いいたします。
下記にZoomのURLをお送りいたします。
お時間になりましたら、こちらからご入室ください。

==============
【ZoomミーティングURL】
(ここにURLを貼り付け)

ミーティングID: xxx xxxx xxxx
パスコード: xxxxxx
==============

万が一、接続がうまくいかない場合は、こちらのチャットにご連絡いただけますと幸いです。

〇〇様とお話しできるのを、心より楽しみにしております。

〇〇(自分のフルネーム)

沈黙が怖くなくなる!当日の流れと会話台本

当日の流れと会話台本

当日の流れは、大体1時間。以下の4つのパートを意識すると、自然で楽しい時間になります。

1. 最初の5分:挨拶と環境確認

お互いに入室したら、まずは笑顔で挨拶。そして、会話を始める前に「声はクリアに聞こえていますか?」とお互いの接続環境を確認しましょう。この一言があるだけで、とても丁寧な印象になります。

台本例:「〇〇さん、はじめまして!〇〇です。本日はよろしくお願いいたします。」「わ、聞こえます!〇〇さんの声も、クリアに聞こえていますよ。よかったです。」

2. 次の15分:アイスブレイク(共通点探し)

いきなり仕事や結婚観の話をすると、面接のようになってしまいます。まずはお互いの緊張をほぐす時間。プロフィールを見て気になったことや、オンラインならではの話題で場を温めましょう。

台本例:

  • 「プロフィールに〇〇がお好きだと書かれていましたが、最近何かご覧になりましたか?」
  • 「背景の本棚、素敵ですね!よく本を読まれるのですか?」
  • 「今日のイヤホン、ワイヤレスなんですね。使い心地どうですか?(笑)」

3. 中盤の30分:価値観にそっと触れる

アイスブレイクで少し打ち解けたら、お互いの人柄や価値観がわかるような質問をしていきます。「なぜ?」を深掘りするのではなく、「どんなことが好き?」「どんな時に心地よいと感じる?」という視点で質問するのがポイントです。

台本例:

  • 「お休みの日は、インドア派ですか?アウトドア派ですか?」
  • (↑の答えに対して)「そうなんですね!どんな時間を過ごしている時が、一番リラックスできますか?」
  • 「お仕事で、特にやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?」

4. 最後の10分:お礼と次のステップ

終了時間が近づいたら、こちらから切り出しましょう。「もうすぐお時間ですが」と前置きをするとスムーズです。今日のお礼を伝え、もし「またお話したいな」と思えたなら、その気持ちを素直に伝えましょう。

台本例:「〇〇さんとお話しできて、本当に楽しかったです。あっという間でした!」「もしよろしければ、またぜひお話しさせていただきたいです。次は仮交際に進ませていただいてもよろしいでしょうか?」

慌てないで!よくあるトラブルと対処法

万が一の時も、冷静な対応は誠実さのアピールになります。

  • 相手の声が聞こえない/自分の声が届かない
    • まずはチャット機能で「音声が聞こえないようです。一度マイク設定を確認しますね」と伝えましょう。アプリのミュート設定を確認し、イヤホンがしっかり接続されているかチェック。それでもダメなら、一度退出して再接続するのが早いです。
  • 回線が不安定で、映像や音声が途切れる
    • 「電波が少し悪いようですので、一度ビデオをオフにしてみますね」と断って、音声だけで会話を続けるのも一つの手です。Wi-Fiルーターの近くに移動する、他のアプリを閉じるなどで改善することもあります。
  • 相手が時間になっても現れない
    • まずは5分待ってみましょう。それでも来ない場合は、相談所の担当カウンセラーに連絡し、状況を伝えて指示を仰ぎます。

【5分でOK】オンラインお見合い直前チェックリスト

開始5分前になったら、これだけ確認すれば完璧です。

カテゴリチェック項目
機材・環境□ アプリは最新版にアップデート済みか?
□ 端末の充電は十分か?
□ 招待URLをクリックして入れるか?
□ カメラのレンズは綺麗に拭いたか?
□ 背景に余計なものは映っていないか?
自分自身□ 顔色は明るく見えるか?(照明OK?)
□ 服装、ヘアメイクは整っているか?
□ カメラの高さは目線と同じか?
その他□ スマホや他のPCの通知はオフにしたか?
□ 手元に飲み物(水やお茶)は用意したか?

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まとめ:オンラインを味方につけて、最高の出会いを

The-best-online-dating

オンラインお見合いは、怖いものでも難しいものでもありません。むしろ、36歳からの婚活においては、時間や心の負担を減らし、安心して自分らしさを表現できる心強いツールです。

  1. 事前準備をしっかり行い、当日の不安要素をなくす。
  2. テンプレートを活用し、丁寧なコミュニケーションを心がける。
  3. 会話の型を知り、沈黙を恐れず、楽しむことに集中する。

この3つを意識するだけで、あなたのオンラインお見合いは、きっと素晴らしい時間になります。画面の向こうにいるお相手も、あなたと同じように少しだけ緊張しているはず。その気持ちを思いやりながら、あなたらしい笑顔で臨んでみてください。

もし、ツール(オンライン)の使い方はわかっても、ご自身の「心の使い方」に迷いを感じているなら、いつでも私たちにご相談ください。

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