まだ早い…?LINE交換に迷うアラフォーからの婚活|「断るのが怖い」を解消する伝え方テンプレ

こんにちは、marriage excellent 婚活コーチの坂崎孝明(こうめい)です。
「連絡先交換を打診されたけど、まだ早い気がする…」
「断って、気まずくなったらどうしよう」
「早く仲良くなりたい気持ちと、自分を守りたい気持ちの板挟みで苦しい」
婚活を進める中で、連絡先(特にLINE)の交換は、嬉しい一歩であると同時に、大きな不安を伴うステップですよね。
早く距離を縮めたいという前向きな気持ちと、個人情報を守りたいという慎重な気持ち。
どちらも、真剣に婚活に向き合っているからこそ生まれる、あなたの大切な感情です。
この記事では、まず大前提として「ルールはあなたが所属する相談所の方針が最優先」とお伝えした上で、一般的な「安全を守るための交換の順番」やタイミングを見極める「安心の合図」、そして「交換する・保留する・断る」それぞれの気持ちに寄り添った具体的な文面テンプレートまで、丁寧に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたはもうタイミングで迷うことなく、自分の心を守りながら、自信を持って次の一歩を踏み出せるようになっていますよ。
この記事で手順の不安を解消しつつ、焦らず、ご自身の“心の準備”から整えたい方は、こちらの特別ガイドもご覧ください。
まず大原則:ルールは相談所が最優先/個人情報は“段階的”に開示する

連絡先交換を考える前に、まず心に留めておいてほしい3つの大原則があります。これは、あなた自身を守り、良質なご縁を育むための土台となる考え方です。
- ルールは「所属相談所」が絶対
連絡先交換の可否やタイミングに関するルールは、相談所や所属する連盟(IBJなど)によって細かく定められています。この記事でご紹介するのはあくまで一般的な「型」です。最終的な判断は、必ずあなたの担当カウンセラーの指示に従ってください。 - LINEは個人情報の「鍵」。開示は段階的に
LINE IDは、あなたのプライベートに繋がる大切な「鍵」です。焦って渡す必要は全くありません。
初期段階では相談所のシステムを通じた連絡で十分。関係性の深まりに合わせて、少しずつ開示していく「段階的な情報開示」が、大人の婚活では鉄則です。 - 交換の目的は「利便性」であって「信頼の証」ではない
連絡先を交換するのは、あくまで「デートの日程調整などをスムーズにするため」です。
交換が早いからといって、二人の信頼関係が深いとは限りません。逆に、交換を慎重に進める姿勢は、あなた自身の誠実さや、関係性を大切に育もうという気持ちの表れでもあります。
タイミングの“型”:段階別の一般的な目安
では、具体的にどのタイミングで交換を検討するのが良いのでしょうか。
ここでは一般的な流れを「型」としてご紹介します。
繰り返しになりますが、必ずご自身の相談所のルールを確認してくださいね。
- お見合い直後
- 原則として交換はしません。お見合い終了後は、まず担当カウンセラーを通じて「仮交際に進みたいかどうか」の意思表示を行います。ここでの直接交換は、多くの相談所でルール違反とされています。
- 仮交際スタート〜初回デート前後
- ここが最初の検討タイミングです。多くのカップルが、初回デートを終えて「また会いたい」とお互いが感じた後に交換を検討し始めます。デートの日程調整が具体的になった段階で、相談所の承認を得て交換する、というのもスムーズな流れです。
- 仮交際が進んでから
- 関係性が深まるにつれて、相談所のシステム経由のメッセージだけでなく、電話で話す機会も出てくるでしょう。テキスト→電話→LINEのように、お互いの心地よいペースに合わせて、少しずつコミュニケーションの幅を広げていくのが理想的です。
婚活コーチ 坂崎孝明のワンポイントアドバイス
marriage excellent株式会社 婚活コーチ
IBJ(日本結婚相談所連盟)正規加盟店カウンセラー私が多くの会員様を見てきて感じるのは、「焦って交換したカップルほどうまくいかない」という現実です。なぜなら、関係性の土台ができていないうちのLINEは、時に「既読スルー」や「返信の催促」といった新たな不安の種を生んでしまうからです。お互いを尊重し、心地よい距離感を保てる関係性を築いてから交換する。その「待つ勇気」が、結果的に二人の距離を最も早く縮めてくれますよ。
交換しても大丈夫?「安心の合図」チェックリスト

タイミングと合わせて重要なのが、「この人は信頼できるか?」というあなた自身の感覚です。
以下の「OKの合図」と「注意の合図」を参考に、お相手の誠実さを見極めましょう。
OKの合図(交換を前向きに検討して良いサイン)
- [ ] あなたの仕事やプライベートの時間を尊重してくれる
- [ ] メッセージの返信が短くても、言葉遣いが丁寧
- [ ] 「次は電話で話しませんか?」など、関係性の進め方が段階的
- [ ] あなたが「少し考えさせてください」と伝えた時に、理解を示してくれる
注意の合図(交換は慎重になるべきサイン)
- [ ] 返信がないと立て続けにメッセージを送ってくる
- [ ] 交際初期から、住んでいる場所や家族構成などプライベートな質問が多い
- [ ] 深夜や早朝など、時間をわきまえずに連絡してくる
- [ ] あなたの「NO」や「保留」に対して、不機嫌になったり理由をしつこく聞いたりする
OKの合図が多ければ、交換に向けて前向きに検討して良いでしょう。
逆に、注意の合図が一つでも気になる場合は、焦らずに相談所経由での連絡を続けることをお勧めします。
迷ったらこれを見て!連絡先交換の判断フロー
頭が混乱してしまったら、この順番で考えてみてください。
- 【ルール確認】:まず、所属相談所の規約や担当者に「連絡先交換は可能か」を確認する。
- 【自分の心を確認】:今の自分は、交換に対して「不安」と「楽しみ」どちらが強いだろうか?
- 【相手を確認】:「安心の合図」は出ているだろうか?
- 【方針を決める】:上記の3つを踏まえ、「交換する」「保留する」「断る」「代替案を出す」のどれにするかを決める。
- 【伝える】:この記事のテンプレートを参考に、自分の気持ちを正直かつ丁寧に伝える。
【コピペOK】気持ちが伝わる文面テンプレート4選

自分の気持ちに合ったテンプレートを選び、必要に応じてアレンジして使ってみてください。
大切なのは、「感謝」と「自分の気持ち」と「次の提案」をセットで伝えることです。
A. 交換する場合(前向きな気持ちを伝える)
「ご連絡ありがとうございます。今後の日程調整もしやすくなりますので、ぜひLINE交換させてください。ただ、まだ少し緊張しておりますので、最初は簡単なメッセージのやり取りから始めさせていただけますと嬉しいです。」
B. いったん保留する場合(様子を見たい気持ちを伝える)
「お声がけいただき、ありがとうございます。とても嬉しいのですが、もう少しこのまま相談所のシステムを通じて、〇〇さんのことを知っていけたらと感じています。私のペースで申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。」
C. 断る場合(角を立てずに境界線を示す)
「ありがとうございます。大変申し訳ないのですが、今はまだLINEの交換は少し早いと感じております。しばらくは相談所経由でのご連絡を続けさせていただけますでしょうか。お気持ちはとても嬉しいです。」
D. 代替案を出す場合(前向きな姿勢も見せる)
「ありがとうございます。もしよろしければ、まずは次回のお約束を、相談所のメッセージ機能か、一度お電話でお話しして決めさせていただくことは可能でしょうか。もう少しお互いのことを知ってから、ぜひLINEも交換させてください。」
トラブルを避けるための「段階的開示」ルール
無事に交換できた後も、あなた自身を守るためのルールを決めておきましょう。
- 最初はテキストのみ:いきなり長電話をしたり、プライベートな写真を送ったりせず、まずは簡単なメッセージのやり取りから始めましょう。
- 夜間の返信時間は決めておく:「夜は22時以降、返信が遅くなります」など、自分のペースを事前に伝えておくと、お互いに気持ちが楽になります。
- 「既読スルー」を気にしない・させない:相手にも都合があります。即レスを期待せず、自分のペースで返信しましょう。
- 違和感があれば、すぐに相談所へ:少しでも「怖い」「不快だ」と感じることがあれば、一人で抱え込まず、すぐに担当カウンセラーに相談してください。
【境界線を守りながら、婚活を進める準備を】
「NO」と言うのが苦手だったり、
相手に合わせて我慢しすぎてしまったり。
それは、あなたの優しさのせいかもしれません。
でも、婚活ではまず、
あなた自身の心を守ることが何よりも大切です。▼ 自分の境界線を守りながら前へ進む準備を。
やさしく整える方法はこちら
よくある不安Q&A
Q1. 交換しないと「脈なし」だと思われませんか?
A. いいえ、そんなことはありません。むしろ、「自分の個人情報を大切に扱える、しっかりした方なんだな」と誠実さが伝わることの方が多いです。焦らず関係性を育もうとする姿勢は、長期的なお付き合いを考える上でプラスに働きます。
Q2. 相手に悪く思われないか、どうしても不安です。
A. 上記の「保留」や「代替案」のテンプレートを使ってみてください。「あなたのことはもっと知りたいと思っています」という前向きな気持ちを伝えつつ、自分のペースを守りたいと正直に伝えることで、ほとんどの誠実な男性は理解してくれます。
Q3. 交換後に連絡がしんどくなったら、どうすればいいですか?
A. まずは「最近仕事が忙しくて、少し返信が遅くなりますね」など、正直に状況を伝えてみましょう。それでも改善しない場合は、担当カウンセラーに相談してください。お相手との間に立って、調整をしてくれます。ご自身の安全が第一なので、最終手段としてブロックすることも選択肢の一つです。
Q4. プロフィール写真以外の写真を送るべきですか?
A. 焦る必要は全くありません。LINEはあくまで連絡ツールです。プライベートな写真の交換は、何度かデートを重ね、お互いの信頼関係がしっかりと築けてからで十分です。
まとめ:安全が先、信頼はあとから。あなたのペースが正解です。

連絡先の交換は、婚活における一つの通過点にすぎません。
大切なのは、交換すること自体ではなく、「あなたが安心して、心地よく相手との関係を育んでいけるか」です。
安全が先、信頼はあとから育つ。
この順番を間違えなければ、大丈夫。あなたのペースが、あなたにとっての正解です。
この記事が、あなたが自信を持って、そして安心して次の一歩を踏み出すためのお守りとなることを、心から願っています。
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